妊活のお手伝い
こじま産婦人科ではこれから妊娠を希望されている方、希望しているがなかなか妊娠が成立しない方の相談をお受けしています。
妊娠を計画するにあたって、あらかじめ把握しておいた方が望ましい身体の状態について検査を行うことができます(自費診療)。
妊娠がわかる前にご自身の身体の状態をしっかり把握しておくことが、妊娠のしやすさのみならず、母児ともに安全な妊娠・出産につながります。
スクリーニング検査
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体重や栄養状態、生活習慣、生理の状態などの確認・把握
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血圧(高血圧)
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血液一般検査(貧血の有無、血小板など)
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感染症の検査(クラミジア、コンジローマ、梅毒など性感染症)
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内分泌検査(甲状腺の機能や血糖値など)
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内診・超音波検査(子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣腫瘍の確認、子宮内膜症の有無の確認)
タイミング療法
特にはっきりとしたリスクや原因がない場合、まずは、基礎体温をつけていただくことで月経周期を把握し、経腟超音波での卵胞径の計測などで排卵日を絞り込み、妊娠に至る可能性の高いタイミングを見つける「タイミング療法」を行います。
排卵周期が不規則な場合は、身体を温めて血流を促したりするために、漢方薬を用いる場合もあります。
なかなか妊娠に至らない方
「不妊」とは、
妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます(日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について、「1年というのが一般的である」と定義しています)。
なかなか妊娠に至りづらい原因には女性側の原因、男性側の原因、両方、あるいは特に原因がない(わからない)場合があります。
女性側の原因には、例えば排卵がうまく起こらない、子宮内膜症やクラミジアなどにより卵管の通りが悪くなっている、子宮筋腫などにより着床しづらい、などが。
男性側の原因には、精液中の正常な精子の割合が少ない、などが挙げられます。
また特別な原因がなくても、男女とも加齢により妊娠が起こりにくくなることが知られています。このような場合は、上記の一定期間を待たずに早めに検査や治療に踏み切った方が良い場合もあります。
厚生労働省の調査によると、我が国では不妊の心配をしたことがあるご夫婦は、2021年の時点で39.2%(夫婦全体の約2.6組に1組の割合)、不妊の検査や治療を受けたことのあるご夫婦は22.7%(同 約4.4組に1組の割合)との報告があります。
いたずらに不安になる必要はありませんが、まずは健康であることを確認し、これからの人生のプランを考えていくために、こじま産婦人科へご相談ください。
スクリーニング検査と並行しながら、原因検索として以下の検査を順次提案します。
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基礎体温による排卵の有無や黄体機能の確認
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ホルモン検査(月経3〜5日目)
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排卵に関わるホルモンの分泌、排卵を邪魔するホルモン異常などがないか調べます子宮卵管造影検査(月経7〜10日目) 近隣の函館市医師会病院で行います
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精液検査(事前に予約が必要です)
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MRI検査(状況により必要な場合)
「人工授精」「体外受精」を提案することもあります。
想定される原因に応じてアドバイス・介入を行います。
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排卵が不安定、または不規則な方にお薬を用いて排卵を促す「排卵誘発」をおこなっています。
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複数周期を適切な方法で介入してもなかなか妊娠成立しない場合、「人工授精」「体外受精」を提案することもあります。
※当クリニックでは上記「人工授精」や「体外受精・胚移植」はおこなっていませんが、ご希望に応じて適切な専門医療機関をご紹介いたします。
人工授精
AIH: Artificial Insemination of Husband
排卵のタイミングに合わせて精液を採取し、元気の良い正常な精子を洗浄濃縮した上で子宮内に戻す方法。
体外受精・胚移植(IVF-ET)
排卵誘発によって発育した卵子を事前に体外に取り出し(採卵)、精子と接触させ(媒精)、受精し分割した卵を子宮内に戻す方法